植物による水質浄化
植物だけを考えると、窒素、リン酸を大量に吸う外来種がたくさんあります。特に、ロドフィジア・サンフランシスコ(ミズヒマワリ)というのは驚異的なデータがあります。
ということで、糞尿を混ぜた水の中で植物を育てるんだって。この実験をした場所が日本の自然の中だから、外来種は入れられないから、もともとあった植物を使って実験をしたようなんだ。
ルート・ネット・フロート・システムっていって、人工合成木材でできた枠の、網の中で植物を水面に浮かばせるんだ。土を使うと、土が水を汚してしまうけど、これは植物が浮いているだけだから、そんなことはないんだって。この仕組みはデンマークやドイツといった北欧を中心とした先進国ですでに実用化され、効果が実証されているようだよ。
特殊活性酵素を利用した家畜し尿処理
約100Lのプラスチック容器を4個設け、糞と尿を混ぜたものを投入し、特殊活性酵素を使ってばっ気の実験をしています。
(中略)
結果としては、実験開始後、1週間から10日くらいで、窒素分の減少が顕著に見られました。高校の尿だめですが、30tクラスの槽に、エアポンプ(単相100Vの118W/h)で毎分120Lのエアを送っています。非常にコンパクトで簡単なシステムです。
単にエアレーションするんじゃなくて、特殊活性酵素っていうのがポイントなのかな!? こいつはいったい何者だろうね。有限会社バイオグリーンというところが知っていそうだけど、検索したら、野菜を売る会社が出てきたんだ!
それと、ご家庭サイズに計算しようと思ったんだけど、約100Lのプラスチック容器4個=30tクラスの槽、つまり400Lに対し毎分120Lのエアということでいいのかなあ?
それで合っているなら、水槽用エアポンプの売れ筋No.1の最大吐出量:2,500cc/分のこのポンプでは、約8Lが対応するということになるのかな、どうかな。
人の健康的な尿量は1日1L~2Lだそうだし、外出先で済ませることも考えると、1週間くらいが限度だろうか。ちょうど窒素の減少が顕著にみられるのがそのくらいだから、8L容器を2つ用意し、片方はエアレーションする用にしておけばちょうど交互に使えるかもしれない。