2013年6月29日のエントリー 一覧

今日見た夢。


私は実家から帰るために車を運転している。
わき道から本道へ合流、2車線あるうちの左車線に入る。
何かをし忘れてUターンしないといけないため、右車線に車線変更をしたい。
バックミラーを見ると後続車との余裕がある。サイドミラーを見ると車がいるが、まあ大丈夫だろうと右側へ。

がしゃん。

右側後部に衝撃。
あちゃー初めての事故だーどうしよう。と思いながらバックミラーを見る。
ぶつかった車の中には怒った顔の男の人。
私は車を止めて外に出る。
あれれ、車とぶつかったと思ったら小さいバイクが止まっている。
幸い運転手さんに外傷はないようで、大事にならなくてよかったと胸を撫でおろす。

その後ろではさらに2台の乗用車が止まっている。
私とは直接ぶつかっていないと思うけど、2次災害!?が起きたのだろうか。

事故ったらまず警察に電話(の前にけが人の救護だけど今回はいないので)、そして保険屋に電話だ! と思い立って、警察には電話しましたか!? 私しますか!? と被害者の周りをうろちょろしていたら、もうしたよ! と怒られた。

じゃあ保険屋に電話だ! とダッシュボードをがさごそして保険屋の番号を出してきてコールする。
(なお、実際には警察への電話→相手や目撃者の連絡先等の確保→保険屋に電話 らしい)
若い......幼いといっていい感じの女の人が応対してくれた。
事故の状況を説明すると、

「ああ、じゃあ背の低いかわいらしい女の人があなたね♪」

なんて言う。かわいらしいなんてそれほどでも......じゃなくて。
警察に事故の連絡がいったら人口衛星か何かで現場を監視できるようなシステムがあるんだろうか、と混乱した頭で考える。

そうこうしているうちに現場に警察が到着していてなにか始めている。
さらになぜかうちの会社の部長やらがいっぱい集まっている。

保険屋の人が現場に来てくれると言っていたけど間に合うだろうかと私は思う。
(実際には現場にくることはないと思われる)


間の記憶がないけど保険屋さんが来てくれたはずだけど、なぜかうちの会社の人たちが保険屋さんを追っかけまわして......
うちの会社の人たちはしっぽの太い猫のような狸のような姿になってて......
ああ、あのひときわ大きい狸は部長だな......
保険屋さんは白いアヒルの姿になっている。保険はアフラックだったかな......?いや違うぞ......
アヒルが私の足元に来たので狸を追っ払ってやる......
保険屋さんはやっぱり10歳前後の少女......

そして私は保険屋さんの"店長"と知り合う。


店長さんは身長は170センチ前後くらいの男の人。
25歳くらいに見える。
短くもなく、長くもなく、シンプルな髪形。淡い茶色に染めている。
色が白くて肌がきれい。
メガネをかけている。

保険屋っていうわけではなく、なんでも屋って感じのことをやっているようで、店舗があるので私がそこに入り浸る。
そして私は店長さんと仲良くなるのだけど。


よく晴れた日。
どこかの丘の上。てっぺんに大きな木。
その木の隣で私は店長さんと向き合っている。

店長さんが口を開く。

『君が好きだよ』

ありふれた告白の言葉。でもそれは不思議な力を帯びていた。
言いながら店長さんは自分の胸からピンポン玉大の光を取り出して手のひらに乗せる。

私はずっとその言葉を聞きたかったはずなのに、茫然としている。
これが悲しい魔法の詠唱だと気付いたから。

『君の気持も知っている』

さらに私の胸からも光。

『一緒に行こう』

店長さんは光を空に放つ。光は青い空に溶けて消えた。

私の胸の中もこの空のような青。でも大部分がぽっかり抜けて白くなってしまった。
きっとあの光が――店長さんへの気持ちが抜かれてしまったせい。

店長さんは私の顔をうかがう。自分の術の結果を確かめるように。

でも、私は。

「好き......」

店長さんの胸に抱きつく。
驚く店長さん。

「なくなっちゃってもすぐにいっぱいになるくらい、私は店長さんのことが好きだよ?」

私はそう言って、店長さんの顔を見上げる。

「店長さんはそうじゃないの?」

店長さんは困った顔をする。

「......まあ、少なくとも今月中は」

さっき好きって言ってくれた時の温かさが感じられない。
店長さんの気持ちは無事に空へ昇って、今はもう私のことをなんとも思っていないようだった。


店長さんに私と恋できない理由を聞いてみるがはぐらかされる。

「店長さんが年をとらないことと関係あるの?」
「年をとらない?」
「だって店長さん、少なくとももう40歳にはなるはずだよね。でもまだ25歳くらいにしか見えないよ」
「それはどうも」

歴史に詳しい店長さん。だけどそれは博識というより実際に見てきたかのようで。

「もしかして店長さんは不老不死なの?」

ずっと抱いてきた疑問。
店長さんのわずかな動揺。私はそれに力を得て続ける。

「だから、いずれ老いて死んでしまう私とは結婚できないの?」

沈黙。

そして店長さんは観念したかのように、過去を語ってくれた。


かつて店長さんがまだ店長じゃなく、実年齢と見た目年齢が一致していたころ。
不老不死の友(♂)とともに生きる覚悟を決める。
友によって店長さん自身も不老不死となる。(吸血鬼か何かかな、と私は思う)
しかしその後友だけ死んでしまう。

無気力になった店長さんは各地をさまよう。
身なりに気を使わないので、ひげは伸び、髪もぼさぼさ、着ているものも全体的に茶色くなり、どんどんみすぼらしくなっていく。

そのうちある城下町にたどり着く。
1日目は中に入れてもらえてそこの宿屋に泊まったが、苦情があったのか2日目には追い出された。
Out Townというのが城壁の外にあると門番に教えてもらい、そこで宿をとる。

部屋で休んでいるとなぜかゴロツキども3人がやってきて店長さんに襲い掛かる。
ゴロツキはなにかモンスターを連れていて、店長さんはそいつに組み敷かれてしまう。

店長さんは、カウンターなんちゃら! と魔法を唱える。
割としょぼい魔法らしく、ゴロツキに笑われる。モンスターにも効いていない。

店長さんはなんとかモンスターの下から逃げ出すが形勢は変わらない。
魔法をいくつか放つが全く歯が立たないのだ。

絶体絶命かと思ったその時、

「はぁい♪」

小さい女の子のモンスターが現れた。

「お待ちしておりました」

傷だらけの店長さんがほほ笑む。
実はさっき唱えたカウンターなんちゃらはこいつを召喚するためのトリガーだったのだ。
そのあとの形勢不利な戦いは時間稼ぎだったというわけだ。

「あいつをやっつけていただけますか?」
「お任せ♪」

女の子はモンスターを瞬殺。
女の子と店長さんは、あっけにとられるゴロツキどもを振り返ってニンマリ笑う。


ボッコボコになったゴロツキどもが転がる中、店長さんは身支度を整える。
あ、(手の防具)がない。じゃあこれもらうか。とゴロツキの装備を適宜拝借。

階下に降りると宿屋の主人がいて、ここの店主にならないかと店長さんに持ちかける。
宿屋の主人は割とまともそうだが、店長さんは断ってまた旅に出る。


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